「ストップマン」見参 危険のサインはちゃんと見て ラップ調で啓発
奈良県警西和署と同県王寺町などは9日、町立王寺南義務教育学校太子学舎(同町太子2)で、交通安全・防犯教室を開いた。署のオリジナルキャラクター「ストップマン」が登場し、1~4年生約500人が楽しく学んだ。 【写真特集】小学3年の女児が亡くなった横断歩道やその日食べるはずだった焼きそば 署員がふんしたストップマンはラップ音楽のように「止まれの標識赤と白、危険のサインはちゃんと見ろ」などと歌い、児童も復唱。安全な自転車の乗り方などを伝えた。また、町交通安全母の会のメンバー約10人は防犯標語の「いかのおすし一人前」を曲にしたダンスを児童と踊り、子どもたちは知らない人から身を守るための注意点を学んだ。 4年生の吉田有輝さんは「横断歩道を渡るときは左右と後ろをしっかりと見ます」などと話していた。吉村敏一・同署交通課長は「こうした機会を通して安全意識を高めてほしい」と話していた。【田辺泰裕】