津田学園、練習試合開始 佐川監督「やり残しないように」 /三重
<第91回センバツ> 津田学園(桑名市)は9日、センバツ出場決定後、初めて練習試合をした。大垣日大(岐阜)と前橋育英(群馬)と対戦。いずれも敗れ、佐川竜朗監督は「甲子園出場が決まり、安心していた。そうした甘さが見えたと思う。やり残したことがないように練習を重ねていく」と気を引き締めた。 両校との練習試合は毎年3月に実施している。この日の大垣日大との試合では、五回までに3点を奪われた。六回に1点を返したが、流れに乗れず、1対4で敗れた。前橋育英との試合もチャンスを生かせず、0対5で敗れた。 昨夏以降の公式戦13試合で登板した前佑囲斗投手(2年)は前橋育英戦に先発し、4回を無失点で抑えた。前投手は「初回は思うような投球ができなかった。試合が進むにつれ、打たせて取ることができた点は良かった。明日からまたしっかりと練習に励みたい」と語った。【谷口豪】 〔三重版〕