茨城・古河市長選告示 現元新3氏 地域活性化巡り舌戦
古河市長選は17日告示され、元職でスーパー運営会社顧問の菅谷憲一郎氏(72)、新人で元県議の森田悦男氏(74)、3選を目指す現職の針谷力氏(63)=公明推薦=がいずれも無所属で立候補を届け出た。地域活性化やまちづくりを巡り、舌戦を繰り広げる。 菅谷氏は午前、同市柳橋の選挙事務所で第一声。市が進める文化センター建設に対し「建設費が高く阻止しなければならない」と指摘。「市民に優しいまちに変える」と訴えた。 森田氏は午前、同市仁連のJA茨城むつみ三和支店で出発式。ふるさと納税額の大幅増による財源確保などを掲げ「予算をしっかり使い足固めをする。前進できる市に変える」と主張。 針谷氏は午前、同市松並の駐車場で出陣。「三和地区の工業団地造成では20㌶が完売した。さらに財源を増やしていく。古河の政治を後戻りさせては駄目だ」と市政継続を訴えた。 市議補選(欠員1)も同日告示され、いずれも無所属で新人5人、元職1人の計6人が立候補を届け出た。 投票は24日午前7時から午後6時まで市内57カ所で行われ、同7時半から下大野の市中央運動公園総合体育館で開票される。有権者は11万6571人(16日現在)。
茨城新聞社