国の天然記念物 石割桜が冬の装いに【岩手・盛岡市】
IAT岩手朝日テレビ
盛岡のまちのシンボルも、冬の装いです。 盛岡地方裁判所の敷地内にある石割桜で、雪囲いの作業が行われました石割桜は樹齢およそ360年のエドヒガンザクラで、国の天然記念物にも指定されています。 毎年この時期に「雪囲い」が施され、本格的な寒さと雪に備えます。 3日は小雨が降る中、およそ90年石割桜を管理してきた盛岡市の造園会社・豊香園によって作業が行われました。 職人たちは害虫や寒さから守るための「こも」を直径およそ1.5mの幹に巻きつけていきます。また岩の割れ目にも丁寧に敷き詰めて、木に害虫がつくのを防ぎます。 そして雪の重みに負けないよう支柱から縄を張り一本一本枝を吊っていくと、石割桜は冬の装いへと変わっていきました。 石割桜の雪囲いは来年3月中旬ごろ取り外される予定です。