ニューイヤー駅伝、最終オーダー決定 1区は吉田祐也vs三浦龍司
「ニューイヤー駅伝inぐんま 第69回全日本実業団対抗駅伝競走大会」(日本実業団陸上競技連合主催、毎日新聞社・TBSテレビ・群馬県共催)は2025年1月1日午前9時15分から、前橋市の群馬県庁を発着点とする7区間、100キロのコースで争われる。30日に前橋市内で行われた監督会議で最終オーダーが決まり、有力選手が記者会見した。 【写真】ニューイヤー駅伝を前に記念撮影をする選手ら 1区は、12月の福岡国際マラソンで日本歴代3位の2時間5分16秒をマークした吉田祐也(GMOインターネットグループ)と、男子3000メートル障害でオリンピック2大会連続入賞のルーキー三浦龍司(SUBARU)が激突する。 記者会見に出席した吉田は「三浦選手の(終盤の)加速は素晴らしいものがある。僕はスタミナで勝負したい」と話し、三浦は「出るべきところは出て勝ちきりたい」と意気込んだ。 注目は、前回大会から「新エース区間」に位置づけられた最長2区(21・9キロ)。2年ぶりの優勝を狙うHondaは小山直城、九電工は赤崎暁と今夏のパリ五輪男子マラソン代表を起用した。 マラソン日本記録(2時間4分56秒)保持者の鈴木健吾(富士通)、9月のベルリン・マラソンで日本歴代2位の2時間5分12秒をマークした池田耀平(Kao)も2区に配置され、国内トップ選手が直接対決する。【岩壁峻】