【日本5-0シリア|採点&寸評】中継問題のモヤモヤを晴らす会心の勝利!MOM伊東純也はアシスト祭りでサウジにイナズマを走らせた
歴代最多連勝記録に並ぶ
[W杯アジア2次予選]日本 5-0 シリア/11月21日/プリンスアブドゥラー・アルファイサル・スタジアム 【PHOTO】日本代表のシリア戦出場16選手&監督の採点・寸評。スコアラーと指揮官に7点台の高評価。MOMは4Aの14番 日本代表は11月21日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選の第2戦で、シリア代表とサウジアラビアで対戦した。 序盤はシリアの守備に手を焼くも、32分に久保建英がミドルシュートを叩き込んでからは完全に日本のペースに。前半のうちに上田綺世が2つの追加点を挙げれば、後半に菅原由勢と細谷真大が嬉しい初ゴールをマークした。 終わってみれば、5-0の大勝で、テレビ中継が見られない日本のファンに朗報を届けた。 ▼日本代表のチーム採点「7」 およそ6000人のシリアサポーターが醸し出したアウェームードを跳ね除け、中継問題のモヤモヤを晴らす会心の勝利。連勝を8に伸ばし、日本の歴代最多連勝記録に並んだ。 爽快ミドルで防波堤を決壊させた久保、5日前のハットトリックに続いて2発を叩き込んだ上田、記念すべき「1」を刻んだ菅原と細谷のスコアラー4人に7点以上を与えた。 マン・オブ・ザ・マッチは、驚異の4アシストでサウジアラビアの地にイナズマを走らせた伊東純也。圧巻のアシスト祭りで、毎度のことながら「森保ジャパンに伊東あり」と改めて知らしめた。 再三「コンディションのケア」を口にし、その言葉通り、ベンチ外から先発復帰した冨安健洋を終盤に下げるなど、適切に交代カードを切った森保一監督も好印象だ。U-22日本代表から緊急昇格した細谷にチャンスを与えたのも、パリ五輪代表のエース候補に自信を与える結果となったのではないだろうか。 取材・文●有園僚真(サッカーダイジェストWeb編集部) ※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。 ※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。 ※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。