空き家の古民家が駄菓子屋に、小銭を握りしめた子どもや家族連れでにぎわい…「地域おこしにつなげたい」
取り扱う駄菓子は120種類程度。談笑できるスペースも設け、入り口のガラスには自由に絵を描くことができる。ミカンの木箱に駄菓子を入れるなど、「有田みかん」のご当地らしい内装にもこだわる。梅本さんは「子どもたちにとって、学校と家以外のもう一つの居場所になればいい」と話す。
古民家にはほかにもスペースがあるため、今後はメンバーの専門分野を生かし、アトリエや図書室、事務所の設置なども検討している。梅本さんは「自分たちで『完成』を決めず、何かできるかもしれない場所として変わり続けられる場所にしたい」と語った。
駄菓子屋の営業日時は、公式インスタグラム(@tsujimoto_arida)で発信している。