【フィリーズ1－2xブリュワーズ】＠アメリカンファミリー・フィールド

古巣相手に同点弾を放ったフィリーズのリース・ホスキンス（MLB Advanced Media）

　日本時間9月19日、ブリュワーズは本拠地アメリカンファミリー・フィールドでのフィリーズ3連戦最終戦を迎え、2対1で勝利しカード勝ち越しに成功。劇的なサヨナラ勝利で試合前に決定していた地区優勝に花を添えた。9回表を3者連続三振で打ち取りサヨナラ劇を呼び込んだブリュワーズ5番手のデビン・ウィリアムスが今季初勝利（0敗）をマーク。フィリーズ3番手のカルロス・エステベスに5敗目（4勝）が記録されている。 【動画】ブリュワーズがジェイク・バウアーズのサヨナラ打で地区優勝を祝う 　試合前に2位のカブスが敗れたことでナ・リーグ中地区優勝が決まっていたブリュワーズは、1点を追いかける5回裏にリース・ホスキンスの25号ソロで同点に追いつく。その後はフィリーズ先発アーロン・ノラの前に7回までわずか3安打で9三振を喫するなど苦しめられたものの、投手陣が粘りの投球で相手打線に勝ち越しを許さなかった。すると9回裏、先頭のジャクソン・チョーリオが三塁打でチャンスを作り、最後は一死満塁からジェイク・バウアーズがサヨナラタイムリー。劇的な幕切れで本拠地のファンと地区優勝を喜び合った。 　一方フィリーズはプレーオフ進出決定に王手を掛けていたものの、ボーダーライン争いのメッツとブレーブスがともに勝利を収めたこともありここで足踏み。まだまだ地区優勝もプレーオフ進出も安全圏内にはあるが、プレーオフを万全の状態で戦うためにも早めに決めておきたいところで、翌日から行われるメッツとの4連戦はプレーオフでの戦いを占うカードとなりそうだ。