《仁科克基が語った絶縁の父・松方弘樹への感謝》「師匠と弟子みたいな関係だったけど…」、俳優業の傍らで始めていた「障害者就労支援施設」運営
2024年11月18日、待望の第1子が誕生した俳優の仁科克基さん(42)。仁科さんは2022年12月に、元タレントで歯科衛生士の西原愛夏さん(29)と結婚。子どもを望んだものの、仁科さんに「閉塞性無精子」という男性不妊症であることが分かり、夫婦そろって不妊治療と向き合うなかでの妊娠だった。42歳で親となった彼、最近は名俳優だった父・松方弘樹(享年74)との数奇な“縁”を感じるという。仁科さんに話を聞いた。【前後編の後編。前編を読む】 【写真】20年前…!当時22歳の仁科克基さん。学ランにピアスでイケイケな姿。妻で元タレントの西原愛夏さんと赤ちゃんのスリーショットも
お子さんはどちらに似ているのかと尋ねると、「今のところ、周囲はみんな僕って言いますね」と、はにかんだ。 そんな“パパ似”の愛息は近い将来、父親と同じ芸能の道を歩むのだろうか。仁科さん自身は、父に故・松方さん、母に仁科亜季子さん(71)を持ち、小学校5年生で子役としてデビューした。また、日本舞踏家として「岩井流・岩井久次郎」を襲名している。
「実は“男の子を授かれたら、歌舞伎役者にしたい”というのが、僕の長年の夢だったんです。だけど、いざ生まれたら、“自分の夢を子どもに押し付けるのはどうなんだろう”って考えるようになりました。もちろん、稽古場に連れて行ったり、舞台を見せたりと、文化自体に触れさせたい気持ちはありますし、もし日本舞踊や芸能界に興味を持てば、その道筋をサポートしていきたいです。 でも、周囲から変な期待がかかるというか、“できてあたり前だよね”みたいな空気を感じることが自分もあったので、苦労する面も出てくるだろうなと」 理想の父親像については、「ないですね」とキッパリ。16歳で両親が離婚してから、2017年に松方さんが亡くなるまでの約19年間、親子関係は絶縁状態にあった。「実は松方さんとは“普通の親子”とは程遠く、師匠と弟子みたいな関係性でした。普通の親子みたいな会話もほぼなかったように思います」という。しかし、数奇な“縁”を感じるという。 「松方さんは42歳の時にパイプカット(精子の通り道を塞ぐ避妊手術)をしていたことを公言していました。かたや僕は、同じ42歳で不妊手術の末、ひとつの命を授かった。運命的とは言わないですが、なんだか不思議な気持ちがします。 結局、松方さんとは関係を修復できずじまいだったけれど、もし今会えたら、“僕を作ってくれてありがとう”と伝えたいです。彼のおかげで、僕、そして息子と、生命のバトンがつながったわけですから」
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