ミヤラジ、7周年を機に七味を発売 周波数77.3メガヘルツをアピール
宇都宮市を放送エリアとするコミュニティーFM「ミヤラジ」(宇都宮市江野町)が12月1日、7周年を記念したオリジナル調味料の七味を発売した。(宇都宮経済新聞) 【写真】イベント販売する様子 同局は、宇都宮の「宮(ミヤ)」にかけ、2017(平成29)年3月8日(ミヤの日)に開局し、今年で7周年を迎えた。同局を運営する宇都宮コミュニティメディア社長の稲葉克明さんは「7周年は、次の節目となる10周年に向け、これまでの開局期、持続期を経て、発展期に突入するタイミング。市民の身近な存在でありたいと願い、『いつもそばに』をスローガンに掲げた」と話す。 もともと周波数に7と3の数字があり、「7・3(しちみ)」と読めることから、「いつか七味でアピールしたい」と考えていた稲葉さん。今年掲げたスローガンにある「そば」が七味を連想させることと、「7周年の七味(7・3)」と並べると周波数77.3メガヘルツと同じになり、消費期限は本来よりあえて短く設定し令和7年7月3日とするなど、「『七味』だけに、いろいろ掛けてユニークな駄じゃれになっている」と話す。オリジナル七味は17グラムの瓶詰め製品で、パッケージはミヤラジチェックをモチーフにしてデザインした。 七味の製造に関わった「焼鳥うぶと」(中央3)店主の星野章さんは「ミヤラジは、小さな子どもから年配の人まで幅広い世代が出演するラジオということで、同じ七味でも辛みを抑え、のりを多めに使ってオリジナル唐辛子にした。年末年始の時期は七味が楽しめる食材も多いので、いつも食卓に並べてほしい」と話す。 稲葉さんは「今後もいろいろな形でアピールし、2027年の10周年に向けて、幅広い年代で、宇都宮で一番知られているメディアになりたい」と意気込む。 今回のミヤラジオリジナル七味は、ミヤラジが参加するイベントのブースで販売するほか、ミヤラジのスタジオで販売する。販売価格は700円。
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