じわじわと脱ビデオ屋? ジリ貧のTSUTAYAがここに来て「大量展開」する意外な商売とは。そしてそれは”復活の序章”かもしれない
このように考えていくと、トレカショップは、CCCの新しいビジネスの柱の一つになるかもしれないのだ。いやそれどころか、うまくハマれば、大復活のきっかけにもなるかもしれない。 ■変化の激しいトレカ業界でCCCは居場所を獲得するか? もちろん、ここまでお読みいただいてわかるように、まだまだトレカ事業が「場所」のビジネスとして大きく成功するかどうかはわからない。 現状、ほとんどの対戦用スペースは無料だし、「オマケ」程度に捉えている人のほうが圧倒的だ。
ただ、トレカ市場の現状、そしてCCCのビジネス全体を見渡したとき、トレカビジネスというのは、確かに一つの鉱脈になる可能性があると思うのだ。
谷頭 和希 :都市ジャーナリスト・チェーンストア研究家