”大谷級”は現れる? MLB高額年俸ランキング6~10位
第7位:コーリー・シーガー
所属:テキサス・レンジャーズ 投打:右投左打 身長/体重:193cm/98kg 生年月日:1994年4月27日 今季年俸:3550万ドル(約51億4800万円) 現在はテキサス・レンジャーズに所属しているコーリー・シーガー。強打の内野手として高い評価を得ており、今季はリーグ屈指の打撃成績を残している。 2012年MLBドラフトでロサンゼルス・ドジャースに入団。2014年にマイナーで打率.349というハイアベレージを記録すると、翌年の2015年にメジャーデビュー。同年は30試合未満の出場数となったが、打率.337を残すなど大器の片鱗を示した。 翌年は不動のショートとして試合に出続け、打率.308・26本塁打をマーク。球団の遊撃手シーズン最多本塁打記録を更新した。 トミー・ジョン手術を受けた影響で出場機会を減らすシーズンも過ごしながら、チームのワールドチャンピオンにも貢献したシーガー。2021年オフに10年総額3億2500万ドルの契約内容で、レンジャーズ移籍を決断。 移籍1年目の昨季は、打率.245ながらキャリアハイの33本塁打を記録。今季は故障離脱もありながら、打率.327、33本塁打、96打点と傑出の数字。大谷翔平(エンゼルス)とシーズンMVP争いを繰り広げ、ワールドチャンピオンの立役者となった。
第6位:ゲリット・コール
所属:ニューヨーク・ヤンキース 投打:右投右打 身長/体重:193cm/100kg 生年月日:1990年9月8日 今季年俸:3600万ドル(約52億2000万円) メジャー最強投手とも称されるゲリット・コール。現在はニューヨーク・ヤンキースの絶対的エースに君臨している。 高校生の時点で155km/h以上を計測していたコールは、高卒時にヤンキースから指名を受けていた。だが、本人は大学進学の意思が強かったこともあり入団せず。大学卒業後の2011年にピッツバーグ・パイレーツから1巡目指名を受け入団した。 2013年にメジャー昇格を果たすと、デビュー年から10勝を挙げる働き。2015年は19勝とさらに勝ち星を伸ばした。 2018年からはヒューストン・アストロズへ移籍。2019年に球団史上初の16連勝を成し遂げる活躍で、シーズン20勝・326奪三振・防御率2.50と圧巻の成績で、投手2冠(防御率・奪三振)に輝いた。 同年オフには、投手史上最高額となる9年総額3億2400万ドルの超大型契約でヤンキース入り。その支配的な投球は変わらず、2021年には最多勝(16勝)のタイトルを戴冠。 今季も33試合(209回)を投げ、15勝4敗、222奪三振、防御率2.63と抜群の安定感を発揮。最優秀防御率のタイトルに加え、初のサイ・ヤング賞にも輝いた。
ベースボールチャンネル編集部