”大谷級”は現れる? MLB高額年俸ランキング6~10位
ロサンゼルス・エンゼルスからFAとなっていた大谷翔平選手は9日(日本時間10日)、10年総額7億ドル(約1015億円)でロサンゼルス・ドジャース入団を発表。メジャーリーグだけでなく、北米プロスポーツ史上最高額の超大型契約を締結した。 【写真】日本人メジャーリーガー、歴代最高年俸ランキング 大谷の2023年シーズンの年俸は、3000万ドル(約43億5000万円)。来季年俸はメジャートップクラスとなる。ここでは、今季のMLB高額年俸ランキングを紹介する。(年俸は米データサイト『Spotrac』を参照。1ドル145円で統一した。)
第10位:フランシスコ・リンドーア
所属:ニューヨーク・メッツ 投打:右投両打 身長/体重:180cm/86kg 生年月日:1993年11月14日 今季年俸:3410万ドル(約49億4500万円) 走攻守三拍子揃った遊撃手として君臨しているフランシスコ・リンドーア。プエルトリコ出身のスイッチ砲が、アメリカ勢以外で唯一のランクインとなった。 リンドーアは2011年のMLBドラフト1巡目でクリーブランド・インディアンス(現:ガーディアンズ)から指名を受け、3年間はマイナーで経験を重ねた。 入団4年目の2015年に念願のメジャーデビューを果たすと、同年は規定打席未満ながら打率.313・12本塁打という成績を残す。 さらに翌年は158試合出場で打率3割を達成し、ショートのレギュラーの座を掴んだ。その後、2017~2019年に3年連続30本塁打以上を記録するなど、強い存在感を放った。 強打のショートとしての地位を築いたリンドーアは、2021年1月にニューヨーク・メッツへトレード移籍。同年のレギュラーシーズン開幕直前には、10年総額3億4100万ドルの超大型契約を結んだ。 移籍1年目は打率.230と低空飛行に終わった一方、昨季は打率.270・26本塁打と復活。今シーズン打率こそ.254だが、31本塁打、98打点、31盗塁と高水準の数字を並べた。