「まさかの時の友」ダリオ氏、厳しくても中国見捨てず-リスクは承知
(ブルームバーグ): ヘッジファンド運営会社ブリッジウォーター・アソシエーツの創業者で、資産家のレイモンド・ダリオ氏は、数十年にわたる自らの対中投資を擁護し、中国のあらゆる問題や米国との衝突の危険にもかかわらず、世界2位の経済大国を諦めないと強調した。
ダリオ氏はリンクトインへの1日の投稿で、「私は『フェアウェザーフレンド(まさかの時に当てにできない友人)』でも『フェアウェザーインベスター』でもなく、景気が良い時には飛び付き、厳しくなれば逃げ出すようなことはしない」とコメントした。
「米中間で戦争が起きれば、特に米国の投資家にとって悲惨な結果になる」という他の人々の懸念は理解できるとしながらも、中国は「相関関係のない15以上の優れたリターンクラス」の一つであり、「私が言及した全ての事象の評価に基づいて変化するコアポジションだ」と認識を示した。
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原題:Dalio Vows to Stick With China Investments in Face of US Strains(抜粋)
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Jacob Gu