あといくつ寝るとお正月…縁起物揃え新年へ準備も着々 霧島市・霧島神宮
鹿児島県霧島市の霧島神宮で、新年を迎える準備が本格化している。27日は巫女(みこ)3人が来年の干支(えと)「巳(み)」の絵馬や置物、破魔矢などの縁起物を一つ一つ手に取り検品、仕分けする作業に追われた。 【写真】正月用の縁起物の検品作業に励む巫女=27日、霧島市の霧島神宮
お守り32種類15万体、破魔矢1万2000本、熊手7000本などを用意。作業は26日から始まり、年明け後も続く。10人の巫女が交代で、迎春の準備を整える。巫女1年目の中村櫻華さん(19)は「参拝者が幸せな気持ちで気持ちよく新年を迎えられるよう心を込めた」と話した。 神宮によると、来年の三が日の人出は今年並みの約26万人と予想。混雑回避のため分散参拝を呼びかけており、縁起物は12月1日から来年2月末まで各授与所で取り扱う。
南日本新聞 | 鹿児島