バイエルンの年間ワースト選手はGKノイアー 長期離脱の伊藤も期待を裏切った一人とサポーターは評価
守護神に向けられる厳しい目
30日(現地時間)、ドイツ紙『Bild』は読者向けに実施したバイエルン・ミュンヘンについてのアンケート調査の結果を発表した。 ノイアーが痛恨の一発退場 レヴァークーゼンが大一番を制してDFBポカール8強進出 13万1250名が参加した今回のアンケート調査では、バイエルンの年間MVP、年間ワースト選手、年間ベストゲームなどがそれぞれ投票によって決められ、年間MVPにはジャマル・ムシアラが得票率51%で選出された。 一方、年間ワースト選手部門ではマヌエル・ノイアーが得票率18%でトップだった。ノイアーは、今年の5月8日(現地時間)に行われたレアル・マドリードとのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)準決勝2ndレグではヴィニシウス・ジュニオールのシュートをファンブルするミスからホセルに同点ゴールを許してしまい、敗退を招いてしまった。 さらに、同選手は12月3日のDFBポカールラウンド16でレヴァークーゼンと対戦した際にも17分にジェレミー・フリンポンをファウルで止め、これを反則による決定機阻止と見なされ一発退場となり、0-1での敗北の原因を作ったとして厳しい批判に晒された。 長年にわたってバイエルンの絶対的守護神として活躍してきたノイアーだが、近年は大一番での失態が目立ち、限界説も囁かれ始めている。そうしたノイアーの現状が今回の投票にも反映されていると見られる。 また、今季開幕前にシュツットガルトからバイエルンに完全移籍で加入したもののプレシーズンマッチでの中足骨骨折によってシーズン前半での公式戦出場がなかった伊藤洋輝も、ワースト部門でレロイ・サネとともに3位(得票率9%)に入っている。
構成/ザ・ワールド編集部