京都市伏見区のマンションで、腹から血を流して死亡していた68歳の男性は、司法解剖の結果、約1週間前に死亡していたことがわかりました。警察は事件の可能性があるとみて捜査しています。 　22日午後、京都市伏見区深草のマンションの一室で、この部屋に一人で住んでいたとみられる美濃浩二さん（68）が腹から血を流して倒れているのが見つかり、その場で死亡が確認されました。司法解剖の結果、美濃さんの死因は出血性ショックで、発見される約1週間前の今月16日ごろに死亡していたとみられています。 　警察によりますと、発見された時、美濃さんは上半身裸でリビングに倒れていたということです。室内に荒らされた形跡はありませんでしたが、玄関の鍵はかかっておらず、凶器も見つかっていないことなどから、警察は美濃さんが事件に巻き込まれた可能性があるとみて、慎重に調べています。