【モデューロ・ブランド30周年】ドリキンを招いたスペシャルトークショーも開催 ホンダファン必見
新しいテールゲートスポイラーはタイプR用を凌駕している
今回の展示車両は、S2000モデューロ仕様(1999年)、NSXモデューロ仕様(1999年)、スポーツ・モデューロ・シビック・タイプR(2008年)、S660モデューロXバージョンZ(2020年)、ヴェゼルe:HEV純正アクセサリー装着車スポーツスタイル(2024年)、新型シビックRSテールゲートスポイラー(ウイングタイプ)装着車(2024年)という6台で、1994年発売のモデューロ・アルミホイール(3代目ビガー用)、1996年発売のホンダアクセス初のスポーツサスペンション(5代目プレリュード用)なども展示された。 トークショーの後半から開発者の山崎氏が登壇し、日常の速度域でも体感できる実効空力の話がメインになったので、新型シビックRSが話の主役となった。 「シビックのタイプRとノーマルではバランスが異なり、ユーザー層も違うので、一からテールゲートスポイラーを造りました。 RSが信号待ちでタイプRの真横に並んだときにタイプR用のコピー品と思われないように、デザイン、性能、コストを高次元でバランスさせました。タイプR用を超えるオレのウイング! と思ってほしいです。翼端の近くに配したシェブロンで特許を申請するなど、シェブロンに関してもタイプRを超えています」 マイナーチェンジ前シビック用の主翼交換キットも用意されているので、気になるオーナーは最新の空力にアップデートしてみるといいだろう。
高桑秀典(執筆/撮影) AUTOCAR JAPAN(編集)