ウルブズはオニール監督と新契約へ 開幕直前の就任にも関わらず、ここまでは好成績を残す
リーグ10位、FAカップベスト8
現在、ウルブズを指揮するガリー・オニール氏とクラブは大幅な昇給を含む新契約を準備していると、英『Daily Mail』は伝えている。 今シーズンの開幕1週間前にクラブと対立したことで、昨シーズン指揮を執っていたフレン・ロペテギと双方合意の下での契約解除となったウルブズ。その直後に指揮官に就任したのがオニールだ。 クラブは不測の事態であったため、プレミアリーグ残留を目指していたようだが、現在ウルブズは10位に位置しており、6位のマンチェスター・ユナイテッドとも勝ち点差は6のため、まだまだ順位を上げることができる位置にいる。さらにFAカップもベスト8まで勝ち進んでおり、16日にコベントリーとの対戦を控えている。 昨夏にマテウス・ヌネスやルベン・ネベスといった主力選手を失ったウルブズだが、ファン・ヒチャン(公式戦11ゴール3アシスト)、ペドロ・ネト(公式戦3ゴール11アシスト)、マテウス・クーニャ(公式戦11ゴール7アシスト)といったメンバーが今シーズンは躍動している。 オニールの新契約について問われたウルブズのスポーツディレクター、マット・ホブス氏は、「当然のことながら、そういう方向に進むだろう。彼はその会話をするのに十分な成績を収めている」と語っており、指揮官のここまでの戦いを称賛している。 今季のウルブズはリーグ戦でマンチェスター・シティ、トッテナム、チェルシーに勝利。また負けてはしまったが、リヴァプールとアーセナル、マンチェスター・ユナイテッド相手にも善戦し、強さを見せている。 突然の指揮官就任となったオニールだが、ここまではウルブズで素晴らしい仕事をしていると言えるだろう。
構成/ザ・ワールド編集部