高齢者の〝おでかけ〟応援 市が新事業、サポーター事業所を募集【宇部】
宇部市は9月から、高齢者の外出のきっかけ、生きがいづくり、健康の維持増進を目的に、「シニアおでかけ応援事業」を始める。市では、事業に協力する「シニアおでかけサポーター(通称・おでサポ)」を募集している。 同事業では、コロナ禍で出掛ける機会を自粛していた高齢者に対し、家に閉じこもるのではなく、友人との食事、軽い運動などの外出を後押しする。おでサポの店舗数は今年度で100店舗を目標としており、事業者の活性化につなげる狙いもある。 おでサポの要件は、市内に店舗があること。市内の65歳以上の高齢者と60歳以上で対象者として認めた人に対し、料金割引、ポイント加算、サービス券の提供などの優遇サービスを付与する。サービスの内容は自由に設定できるが、経費は事業者負担となる。 事業者側のメリットとしては、広報うべなどの行政媒体で事業PRができること。7月19日までに申し込むと、広報の9月号におでサポとして掲載される。市からステッカー、チラシなども付与される。 申し込みは随時行っており、市ホームページのロゴフォームまたはダウンロードした登録申込書を、ファクスまたは郵送で市高齢福祉課(〒755-8601宇部市常盤町1-7-1、ファクス22-6026)へ提出する。郵送の場合は同課(電話34-8302)に連絡する。問い合わせも同課へ。