防護用具「防刃傘」開発JR西日本 「刃物通しにくい特殊素材」で加害者に対応 車内での切りつけ事件受け
関西テレビ
【記者リポート】「JR西日本が開発したこの傘は、柄が通常の傘より20センチほど長い作りになっていて、このように開けることで、加害者と距離をとることが目的です」 JR西日本が、全国で初めて開発したこの傘は、刃物を通しにくい特殊な素材で作られていて、先端は短く、掴みづらい構造になっています。 去年7月、関西空港線で乗客や車掌が切りつけられる事件が起きました。 これを機に運転士が使える新たな防護用具として、傘の開発を始めました。 【JR西日本・長谷川一明社長】「お客様との距離をとって、退避をしていただく、時間を確保するために必要、有効なものとして導入しています」 この傘は11月以降、近畿エリアの車両に合計1200本配備される予定です。
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