先日「救急車」を呼んだら「選定療養費」を7700円請求されました。原則無料ではなかったのでしょうか?
救急車を呼ぶか迷ったときはどうすればよい?
救急車を呼ぶべきか迷ったときは、まず救急安心センター事業(♯7119)に相談するとよいでしょう。専門家からアドバイスを受けられる相談窓口となっており、自分では判断が難しい場合に有効です。 電話口で症状を伝えると、医師や看護師が、病気やけがの重さを判断してくれます。その後、緊急度の高さに応じて、近くの医療機関や救急車の手配をしてくれます。 無駄な救急車の出動も防げるため、本当に救急車が必要かどうか迷った場合は、救急安心センター事業(♯7119)を活用してみてください。
救急車を呼ぶと選定療養費が請求される可能性がある
2016年4月の健康保険法改正により、200床以上の地域医療支援病院では、選定療養費の徴収が義務化されました。救急車を呼んで医療機関を利用する場合でも、条件に当てはまれば、請求が発生する可能性があるため注意しましょう。 なお、選定療養費には、初診時選定療養費と再診時選定療養費の2種類があります。初診時選定療養費の場合は7000円以上、再診時選定療養費の場合は3000円以上、と金額が定められているため、この点もあわせて覚えておきましょう。 もし救急車を呼ぶべきか悩んだ場合は、救急安心センター事業(♯7119)の利用も検討してください。救急車を呼ぶべき症状かどうか、専門家に判断してもらえます。 出典 松阪市 三基幹病院における選定療養費について 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部