星が丘ボウル跡地を再開発 東山遊園、商業施設や大学整備
東山遊園(本社名古屋市)は30日、昨年末に営業終了した地下鉄星ヶ丘駅前の老舗ボウリング場「星が丘ボウル」跡地の再開発計画を発表した。1期計画では商業施設「星が丘テラス」の増床を含めた複合ビルや椙山女学園の大学施設などを新設する。2025年2月に着工し、27年春のオープン予定。また、2期計画で住宅や商業施設のさらなる増床を計画しており、最終的なオープンは2028年春の予定。 開発コンセプトは「New nature,new me」。星ヶ丘駅から徒歩3分の好立地ながら、東山動植物園や平和公園など豊かな緑地に囲まれた環境を生かした魅力的な街づくりを目指す。 1期計画の商業エリアでは、椙山女学園と連携して知的好奇心や学び心を刺激し、豊かな文化的体験や交流を提供する店舗、施設を建設する。 大学施設は24年に新設された情報社会学部の各種教室を中心に整備する。低層階には東山遊園と共同で子育て支援拠点やコワーキングスペースなどを備える「星が丘コミュニティスペース」を設置する。
2期計画の概要は来年春に発表する予定。