西武・杉山遙希が悪送球に6失点とほろ苦デビュー 仁志氏「非常に期待できる。ただバント処理に関しては…」
西武は12日、楽天との試合(ベルーナドーム)に3-7で敗戦。今季85敗目を喫し、球団ワースト記録となった。 プロ初登板初先発となった高卒ドラ3・杉山遙希は初回、自らの適時失策で先制点を献上。4回は無死一・二塁で6番・伊藤裕季也の投犠打を再び一塁へ悪送球し2点目を失った。続くピンチで7番・渡邊佳明、8番・村林一輝に連続適時打を浴び降板。杉山は4回途中、5安打6失点、2奪三振1死球の内容でプロ初黒星を喫した。 プロ初登板の杉山について、12日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した解説者の仁志敏久氏は「コントロールが非常に良いですよね。綺麗なフォームで、真っ直ぐとスライダーなど球種は少ないんですけど、この年齢(18歳)でこれだけコントロールがあれば、これから体に力がついてきたら、もっとボールは強くなると思うので、非常に期待できると思います」と高評価。 続けて「ただバッターとの対戦で言うと、自分のボールをどう操って、このボールでどう打ち取っていくのかをもう少し理解していくと、投球も変わってくると思います。バント処理に関しては、内野手的な動きだったり、やり方をどんどん覚えていくしかないと思いますね」と今後の課題についても言及した。 ☆協力:フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』
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