玉川徹氏、複数の立民議員の話として「一番やりやすいのは小泉さん。これから実質的に失速」
元テレビ朝日社員の玉川徹氏が25日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜午前8時)に出演。自民党総裁選(27日投開票)で高市早苗経済安保相、石破茂元幹事長、小泉進次郎元環境相の三つどもえになっている状況などについてコメントした。 【写真】小泉進次郎氏、珍しい純一郎氏との2ショット「プレゼントしたらこの表情」 玉川氏は複数の立憲民主党議員の話として、「自民党総裁に石破さんがなったら、論戦になるとくみしづらい。一番やりやすいのは小泉さん。打ち出す政策がことごとく党内の動きで実現できないだろう。イメージが失速しているが、これから実質的に失速するだろうとみている。高市さんは推薦人の半分以上が裏金議員。内閣を造る時に彼らを重用しないわけにはいかない。こういう状況になっているのは裏金問題があるから。むしろ、それが強化されてしまったら逆風になるから攻めやすい」とした。 政治ジャーナリスト田崎史郎氏も、立憲民主党の関係者の話として「一番ありがたいのは高市さん。自民党の支持層は固まるが、穏健な保守層は外に流れるし、無党派層はおそらく取れない。必ずそうなるとは言いませんが、野田さんの穏健な保守を取りにいくという戦術がはまる」と、総選挙を見据えていた。