影山優佳、能力に出演者驚がく 「寝たら覚える」
俳優の影山優佳が9日、都内で開かれた映画『サラリーマン金太郎【暁】編』完成披露上映会の舞台あいさつに登場し、驚がくの特技を明かした。 【動画】影山優佳の“型破り”エピソードに浅野温子が仰天 本作の主人公・矢島金太郎にちなみ、最近「型破り」だと感じたことについて、影山は自身の「寝たら覚える」という能力を告白。「1回読んで寝たら、舞台の台本を全部覚えてて、本読みの顔合わせの時、見ずにいけた」と話すと、共演した鈴木伸之、文音、浅野温子、榎木孝明も驚がく。「最近、お芝居を皆さんと目を見てちゃんと話したい、勉強したいっていうので、台本を現場に持っていかないようにしている」と話すと、その天才的な能力に浅野は、驚きのあまり「ダメ」と倒れ込むほど。 しかし、下山天監督が浅野も台本を見ないことを明かすと、浅野は「忘れただけかも」ととぼけ。長尺のセリフを、台本を見ずに演じたという話に会場から拍手が沸き起こると「甘やかしちゃダメ!」と制止した。 影山の能力には、ベテラン俳優の榎木も浅野も興味津々のようで、浅野は「寝て舞台のセリフを覚えるってどういうこと?」と問いかけ、榎木は「なんか、降りてきたりするの?」と質問。影山は「頭の中で(台本を)読み上げているみたいな」と話し、出演者を驚かせていた。 イベントでは、原作の漫画『サラリーマン金太郎』の作者・本宮ひろ志氏のコメントが読み上げられた。本宮氏は「このたびは、映画のお披露目、おめでとうございます。原作を提供させていただいた作者としてうれしい限りです」とし、「金太郎は30年前に『世の中の主人公はサラリーマン・働く人すべてである」という思いで描き始めた漫画です。その気持は今でも変わりません」とコメント。「本日は、来年に向けての新作連載準備のため、お伺いできませんが、映画を見ていただいて『世の中に元気』が届けられることを期待しております」と述べた。 シリーズ累計3000万部、連載開始から30年の時を経て、『サラリーマン金太郎』が令和の時代に映画化されることが決定。新たな金太郎の誕生を告げる【暁】編と、金太郎が日本を牛耳る巨大利権に立ち向かう【魁】編の前後編二部作。2025年1月10日から『サラリーマン金太郎【暁】編』、2月7日から『サラリーマン金太郎【魁】編』が公開される。破天荒な元ヤンサラリーマン、矢島金太郎の三代目を鈴木が演じる。