有村藍里「親友のおかげで苦手な学校が変わった」大人になってからの“親友との付き合い方”を考える
親友のおかげで苦手な学校が楽しかった
こんにちは、有村藍里です。 私は幼少期から、いつも誰か“親友”となってくれる存在がいてくれていました。それが嬉しくて学校に行く時も、休み時間も、帰り道も、放課後もいつも一緒でした。 有村藍里「不登校になったあの頃…私が芸能界に入るまで」 引っ越しや環境の変化などで、ずっと一緒だった子とお別れしなくてはいけないこともありましたが、また新しい環境になっても、そこで親友になってくれる子もいてくれました。私は恵まれていたんだと思います。 大人数で遊ぶのが少し苦手だし、仲良しグループに入った時にその中で万が一も揉めたりして、もし自分が仲間はずれにされてしまったら……と思うと怖い。 だから親友という存在は、私にとって苦手な学校が最高に楽しく変わる大切な人でした。 ただやっぱり、環境が変われば人付き合いも変わっていくもので、ずっと一緒だった日々がなくなるのは心底さみしい。 変わらないのは私だけで、一緒にいてくれていた子たちはみんな私の知らない世界へ行ってしまった。自分だけが取り残されているような気持ちになりました。
つらかった中学生時代、高校では“居場所”が2つできた
そして、中学校はまったく楽しくなかったし、友だち付き合いも上手くいかなかった。 コミュニケーション能力が低いとか、自分の性格の問題だとか色々あるけど、親友がいない学校はつらいだけでした。 もう私と友人になってくれる人なんていないだろうと思っていました。 しかし高校生になって、心機一転して頑張ってみると、たくさんの友人ができました。グループにも入れてもらって、学校では複数人で行動することが多くなりました。 それと同時に、芸能事務所に入ったことで普段の生活だと絶対に出会うことがなかったであろう子たちにも出会えました。 その芸能の環境の中でも一番仲が良かった子がいました。悔しかったことも、悲しかったこともいつも共有して、もっと自信や度胸が持てるようにとライブアイドルとしてユニットを組んでくれた相方でもあります。 ずっとこの時間が続けばいいのになって思うくらい楽しかったです。 高校生の時の私は学校と芸能事務所と、初めて居場所が2つできました。