フリック監督、契約満了で“無所属”となったS・ロベルトについて言及「現時点では彼はバルサの選手ではない」
新シーズンからバルセロナを率いるハンジ・フリック監督が、クラブとの契約が6月末で満了したスペイン人DFセルジ・ロベルトについて言及した。25日、スペイン紙『ムンド・デポルティーボ』などが同監督のコメントを伝えている。 現在32歳のS・ロベルトはバルセロナのカンテラ出身で、2013年夏にトップチームへと昇格した。本職の中盤に加えてサイドバックもハイレベルでこなしながら地位を確立し、ここまで“ワンクラブマン”として公式戦通算373試合出場19ゴール43アシストを記録。2023-2024シーズンは元スペイン代表MFセルヒオ・ブスケツ(現インテル・マイアミ)からキャプテンを受け継ぎ、公式戦24試合の出場で3ゴール3アシストをマークした。 今年6月30日にバルセロナとの契約が満了を迎えたS・ロベルト。これまでの報道では、バルセロナがS・ロベルトの残留を望んでおり、同選手もバルセロナでのキャリア続行を希望しているため、クラブの財務状況によって選手登録が大幅に遅れる可能性があるものの、両者は新契約を締結する見込みと伝えられたきた。しかし、『ムンド・デポルティーボ』は今月19日に、S・ロベルトがプレミアリーグに挑戦する可能性が浮上したと報道。近日中に所属クラブに関する決断を下す予定と指摘していた。 そんななか、バルセロナの指揮官就任会見に出席したハンジ・フリック監督が、去就に注目が集まるS・ロベルトについて言及し、「現時点では彼はバルサの選手ではない」とコメント。この発言を受け、同紙もS・ロベルトが他のチームでのプレーに目を向けていると強調している。
SOCCER KING