広瀬すず、25年2月公開映画「ゆきてかへらぬ」主演 巨匠・根岸吉太郎監督×田中陽造氏が40年前に執筆した〝幻の脚本〟の大作「本当に体力のいる役でした」
★物語
大正時代。まだ芽の出ない女優、長谷川泰子(広瀬)は、のちに不世出の天才詩人と呼ばれることになる青年、中原中也と出会う。どこか虚勢を張り合う2人は互いにひかれ、一緒に暮らしはじめる。その後、東京に引っ越した2人のもとを、中也の友人で、のちに日本を代表する文芸評論家となる小林秀雄が訪ねてくる。偶然ともいえるその出会いが、やがて3人の運命を狂わせていく―。