ソフトバンク見えてきた開幕オーダー 山川穂高が4番 中村晃は代打の切り札か? 大激戦の二塁は?
◆オープン戦・ソフトバンク3―2巨人(12日、平和リース) ソフトバンクの小久保監督は19日の阪神戦(ペイペイドーム)からのラスト5試合を本番モードと位置づけ、現在はいろんな打順や起用を試している。ここまでの対外試合12試合のスタメンや小久保監督の発言から開幕オーダーも少しずつ見えてきた。 ■2月4試合のスタメン【一覧】 12日の巨人戦では新加入のウォーカーが特大の2ランを放った。小久保監督は「外国人なのである程度見ないといけないですからね。ある程度は我慢しますよ。体が悪くなければね」と話し、開幕からDHでのスタメン起用の方針を明かした。 既に山川の4番での起用も明言。一塁を争っていた中村晃がスタメンから漏れる形になる。小久保監督は「(中村)晃とは話をしていますけど、どんな立場に置かれても彼が必要なことには変わりない。(代打など)何であろうが必要であることは間違いないというのはちゃんと伝えてあります」と説明。代打の切り札としての起用が有力だ。 課題の1番は周東を7試合で起用しており、打撃の状態が良ければ、リードオフマンとして最適。今宮、甲斐ら実績組も対外試合で結果を残しており、順調に開幕スタメンとなりそうだ。 激戦区の三塁でも栗原の状態が上がってきた。育成の川村はアピールの正念場。最激戦区の二塁はここまで牧原大と三森が交互にスタメン起用されてきたが、12日の巨人戦で初めて牧原大が2試合連続でスタメン出場した。13日からは本拠地ペイペイドームで巨人、西武と5試合が組まれており、最大の山場を迎える。
西日本新聞社