採卵用サケの捕獲が始まる 震災以降最少の初日4匹 宮城・南三陸町
khb東日本放送
宮城県南三陸町で、採卵用のサケの捕獲が始まりました。雄と雌で計4匹と初日としては記録が残る震災以降、最も少ない捕獲数となりました。
29日朝、南三陸町の八幡川にある捕獲所では志津川淡水漁業協同組合の職員らが、仕掛けた網からサケをすくい上げていきました。 捕獲したのは雄2匹、雌2匹で記録が残る震災以降最も少なく、卵の状態が悪かったため授精作業は見送られました。 志津川淡水漁業協同組合千葉純一事務局長「ふ化放流を続けて来て遡上数が増えれば良いと思っていますが、年々少なくなってきている状況でかなり苦しいなと感じでおります」 サケの捕獲は12月中旬まで行われ、組合では他の地域からの卵の移入も行い、今シーズン200万匹の放流を目指すということです。
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