カミラ王妃が77歳に 誕生日は国会開会式に出席、エリザベス女王から引き継いだ冠を着用
かつては英国王室きっての嫌われ者だったカミラ王妃。最近では病気の治療で公務を離れているチャールズ国王やキャサリン皇太子妃の仕事を徹底フォロー、英国王室に欠かせない存在として支持を集めている。その王妃が7月17日に77歳の誕生日を迎えた。英国王室やウィリアム皇太子&キャサリン皇太子妃らがお祝いのメッセージを投稿している。 【写真】エリザベス女王からキャサリン妃へ! 英国王室に受け継がれるティアラ17
ウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃は王妃のポートレートを投稿。「お誕生日おめでとうございます!」とメッセージを送った。これは2022年、王妃が75歳の誕生日を迎えたとき雑誌『カントリーライフ』の表紙用に皇太子妃が撮影したもの。同誌の編集長によると王妃は自らフォトグラファーに皇太子妃を指名、「キャサリンに撮ってほしい」と雑誌側にリクエストしたそう。王妃と皇太子妃の良好な関係がうかがえるエピソードといえそう。
また英国王室は誕生日の前日に国王とガーンジー島を訪れたときに撮影した写真を投稿、祝福のメッセージを送った。
この日、国王と王妃は小学校を訪問。子どもたちから王妃に「ハッピーバースデー」の歌と巨大なカードがプレゼントされるという一幕もあった。王室もその様子をSNSに投稿、現地の言葉で歌う子どもたちの歌声をシェアしていた。
そして誕生日当日はチャールズ国王とともに国会の開会式に出席、「ダイヤモンド・ダイアデム」の王冠を着けて国会に現れた。この王冠はエリザベス女王も毎回国会の開会式に向かうときに着けていたもので、英国王室の王冠の中でも最も有名なものの1つと言われている。女王は即位直後に撮影したポートレートでもこの王冠を頂いていた。
1,333個のブリリアントカットのダイヤモンドがあしらわれていて、1821年に国王ジョージ4世のために作られたそう。その後、ヴィクトリア女王、アレクサンドラ王妃、メアリー王妃、エリザベス皇太后、そしてエリザベス女王がこの冠を着けてきた。偶然とはいえその冠をかぶって誕生日を迎えるとは、カミラ王妃にとっても特別な1日になったはず。