「人間の拳によるとは思えない」ほどの重傷…韓国・10代少年殴ったのは在韓米軍下士官
【11月22日 KOREA WAVE】韓国京畿道平沢市(キョンギド・ピョンテクシ)で在韓米軍の下士官が10代の少年を暴行する事件が発生した。米軍側は「自分も殴られた」と主張しているが、少年の家族は「命が助かったのが不思議なほどの重傷だ」と訴えている。 JTBC「事件班長」によると、事件は17日午前0時半ごろ、平沢駅付近で発生した。米軍下士官が韓国人女性と口論していたところに少年が通りかかった。女性が「何を見ているの」と言い、少年の胸を手で突いた。 少年が「見ていない」と言い返し、女性の腕を振り払ったところ、下士官が突然、少年の顔を拳で殴ったという。防犯カメラの映像によると、少年が反撃した様子は確認できない。 少年の父親によると、少年はあごの骨を4カ所折る重傷を負い、医師から「人間の拳による傷とは思えない」と言われたと述べた。少年は全治8週間で、後遺症が残る可能性もあるという。 下士官の妻は「相手の少年やその家族に謝罪し、治療費の支払いや賠償に全面的に応じる用意がある」と頭を下げた。警察は現在、下士官を傷害容疑で、少年を暴行容疑でそれぞれ捜査しているが、下士官側は少年を告訴するつもりはないとしている。 (c)KOREA WAVE/AFPBB News
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