私は専業主婦で「家計管理」していますが、旦那は貯蓄額も把握していません。同じような方はどれくらいいるのでしょうか?
正確な家計管理ができていないと起こりうるリスク
夫婦で正確な家計管理ができていないと、以下のようなリスクが起こるおそれがあります。 ●ライフイベントでのお金が不足する ●老後の生活資金が不足する 共働き夫婦だと独身時代のように個別で管理をしていて、お互いがどのくらいの収支なのか把握していないケースもあるでしょう。特に若年夫婦の場合、車やマイホームの購入、出産などのライフイベントがこれから増えていく可能性があり、それなりのお金が必要となります。 その際にお互いの正確な所得額や貯蓄額を把握したうえで家計管理を行っていないと、上記のような場面になった場合に対応できないおそれがあります。 また、正確に家計管理を行い、老後に向けた生活資金対策も行っておくことも重要です。勝手に「夫がこれくらい貯蓄しているから大丈夫」と思っていて実際になかった場合、老後生活が苦しくなってしまうおそれもあります。 20代などは収入もそれほど高くなく、老後資金に回せるお金の余裕がないケースもあるでしょう。しかし、30~40代は比較的収入も安定してくる可能性があります。老後資金の対策のために、夫婦間で正確な家計管理を意識しましょう。
夫婦間で妻が家計管理を行っている割合は約4割!
夫婦間で妻が家計管理を行っている割合は約4割となっています。夫が家計管理を行っていたり、そもそも別で管理していたりする場合もありますが、一般的には妻が管理をしているケースが多いようです。 調査結果では正確に所得額や貯蓄額を伝えていない方も一定数いることが分かっています。正確でなくとも目的に合わせて家計管理ができていれば問題ありませんが、サバを読んで曖昧な家計管理を行っていると、いざという場面で必要な資金がなく対応できないリスクが生まれてしまいます。 もしこれから大きなライフイベントがある、老後資金対策を視野に入れているなどの場合は、お互いの収支から正確な家計管理を行うことが重要です。 出典 松井証券株式会社 夫婦の家計管理事情に関する調査(PR TIMES) 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部