小倉智昭さん死去、安藤優子アナが追悼「番組は違っていてもフジテレビ内で…」交流つづる
フリーアナウンサーの小倉智昭さんが死去した。77歳。所属事務所が10日、ORICON NEWSの取材に答えた。訃報を受け、キャスターでジャーナリストの安藤優子（66）が自身のインスタグラムを更新し、追悼した。 安藤は「小倉智昭さんの訃報に接して」と書き出し、「朝のニュースで小倉さんが亡くなったことを知りました」と報告。「番組は違っていてもフジテレビ内で折に触れてお会いしたり、特別番組でもご一緒させていただきました」と振り返り、「小倉さんが果たされた役割は、テレビの情報番組の在り方を根本から変えるという、とてつもない大きなものだったと思います」とつづった。 小倉さんについての印象は「多くの趣味をお持ちになり、後輩たちの面倒見も抜群で、いつも小倉さんを慕うたくさんの人たちに囲まれていらっしゃった。せん越な言い方ですが、小倉さんは本当のプロフェッショナルな情報の伝え手だったと思います」とし、「今でも尊敬の念を禁じえません」とコメント。「心よりご冥福をお祈りするとともに、どうか生放送で酷使したお身体をゆっくり休めていただいと思います。お疲れ様でした」と締めくくった。 小倉さんは1947年5月25日生まれ、秋田県出身。獨協大学外国語学部卒業後、東京12チャンネル（現在のテレビ東京）に入社し、その後、フリーアナウンサーに転向。99年4月に始まったフジテレビ朝の情報番組『情報プレゼンター とくダネ！』では22年にわたりMCを務め、フジテレビの朝の顔として親しまれた。2016年に膀胱がんを公表し、18年に膀胱全摘手術を受けた。21年10月には膀胱がんが肺に転移したことを公表していた。
