<ばいばい、アース>テレビアニメがWOWOWで7月放送 獣人キャストに内山昂輝、諏訪部順一、花江夏樹、日野聡 冲方丁のファンタジー小説原作
月瞳族で、剣の国の王の娘にしてガフの許嫁(いいなずけ)のシェリーを演じる早見さんは「シェリーは、一人では傘も開けない、服も脱げないほどの箱入り娘でかれんな女性です。城の筆頭歌士として役目を務めるなかで、ベルと出会い、物語が生まれていきます。シェリーの胸の内にある思いが少しずつ見えてくるたびに、アフレコでも込み上げるものがありました。彼女の変化にもご注目いただければ幸いです。今作ならではの濃密な世界観を、ぜひ、映像でお楽しみください」と話している。
弓瞳族(シープアイズ)で、剣の国の正義の剣士であり、楽隊の脚本家・ギネスを演じる榎木さんは「『ばいばい、アース』は世界観が独特で、せりふもこの作品ならではの言い回しが多いです。なので収録はなかなか大変ですが、唯一無二の作品になっていると思います! 戦闘シーンも多いので、アクションと軽快な会話劇をお楽しみに!」とコメントを寄せている。
水族(マーメイド)で、剣の国の正義の剣士のベネディクティンを演じる小清水さんは「この作品の繊細で非情な世界がどのように描かれるのかが楽しみです。その中で、主人公であるベルの心や人生に色を増やせるような言葉を紡ぎ出せるのか。それは一体何色になるのか。そういったことを大切に演じたいと思います」と話している。
同作は、さまざまな動物の姿の獣人が住む世界に、唯一の人間として生まれた少女・ラブラック=ベルが、大剣を手に自分のルーツを探す旅に出ることを決意し、数々の試練に立ち向かう……というストーリー。
アニメは、「劇場版 七つの大罪 天空の囚われ人」などの西片康人さんが監督を務め、「東京リベンジャーズ」「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-」などのライデンフィルムが制作する。ファイルーズあいさんが主人公・ラブラック=ベルを演じる。
◇スタッフ(敬称略)
監督:西片康人▽助監督:横手颯太▽シリーズ構成:吉野弘幸▽キャラクターデザイン:日野優希▽モンスターデザイン:ツブキケン、原由知▽デザイン協力:麻日隆▽美術監督:岡本穂高▽色彩設計:篠原愛子▽撮影監督:室塚勇伎▽編集:山田聖実▽音楽:Kevin Penkin▽音響監督:久保宗一郎▽アニメーション制作:ライデンフィルム