議場討論の主役は中学生 市役所幹部と行政課題を議論 秋田・横手市
秋田テレビ
秋田県横手市の中学生と市の幹部が市議会の議場で地域の課題を議論し子どもたちが市長に政策を提案した。 「異議なし」と答えるのは横手市議会の議場に集まった議員ではなく中学生。横手市内の中学校7校の代表で高橋大市長や市の幹部と市の課題を話し合っている。 *高は「はしごだか」 生徒は市のSNSなどの活用方法やスポーツの町おこしなどについてさまざまな政策を提言する。 横手明峰中学校の生徒は「横手市の公共施設内や人通りが多いところにSNSの2次元コードを掲載することを提案する。横手市のバスやタクシーに、公式SNSの2次元コードを張り付けることも効果的だと思う」と提言した。 高橋大市長は「SNSの認知度向上の取り組み。実施する施設の選定を進める。公共交通機関などに掲示できるかどうかも探りたい」と実現に向け含みを持たせた。 生徒は「意見が政策に反映されたりすると、僕たち学生の臨んでいる横手市になっていくし、横手市がどんどん若者中心の街となって活性化していくのでうれしい」と話していた。 横手市は子どもたちにふるさとを考えるきっかけにしてほしいとしている。
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