「あとは祈るだけ」「オーバーエイジは気になる」サッカーパリ五輪“18人”の争いが最終段階…ピリピリ米合宿で“予選の主力組”が漏らした本音
守備も厭わない佐藤、可能性を示した佐野
最終日のアメリカ戦は、藤尾翔太(町田ゼルビア)のPK、途中出場の細谷真大(柏レイソル)の2得点で完封勝利した。主将の藤田はアメリカ戦でもアンカーでフル出場し、アジア最終予選に引き続きチームに安定感を与えた。守備への貢献も厭わないと語っていた佐藤も68分から投入されて精力的にプレー。終盤に投入する起用法が指揮官の中で一つのパターンと確立されていることが窺えた。81分からピッチに立った初招集の佐野も「自分でコントロールできるわけではないので出た時に何ができるか」と割り切り、短い時間の出場ながらチャンスにつながる可能性は感じさせた。 ただ、どこかチーム全体は最後までぴりついた空気を残したまま。欧州組はここから束の間の休養を過ごしながら調整し、国内組はJリーグで最後のアピールに懸ける。大岩監督は「選考は最後の最後まで悩むだろう」と結び、合宿を打ち上げた。 パリ五輪に臨む18人は、約3週間後の7月3日に発表される。 ◆ ◆ ◆ 《パリ五輪サッカー日本代表 今後の日程》 7月3日(水) メンバー発表 7月17日(水)28時~ 親善試合 vsフランス 7月24日(水)26時~ 第1戦 vsパラグライ 7月27日(土)28時~ 第2戦 vsマリ 7月30日(火)28時~ 第3戦 vsイスラエル ※時間は全て日本時間
(「サッカー日本代表PRESS」了戒美子 = 文)
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