peco「あんた、ほんま幸せやで!とryuchellにも言ってあげたい」今ますます実感する“家族の絆”
子どもの頃から、まわりと違う感覚でいる自分を大好きだったと話すタレントのpecoさん。今、息子さんとの生活で何より大切にしていることについて、おだやかに話してくださいました。(全4回中の3回) 【画像】艶やかな姿に思わずため息…息子さんの七五三のときの素敵な着物姿 ほか(全13枚)
■息子の素直な想いをすべて受け止めたい ── ryuchellさんがいらっしゃらなくなってから、どんなことを大切にされてきましたか? pecoさん:一番は、息子のことです。常に息子の気持ちを大切にして、息子のryuchellへの想いとか、素直に言葉にしてくれたものをすべて受け止めるようにしています。それが今一番私がすべきことだと思っています。
あと、私自身では、やっぱり悲しいっていう気持ちももちろん悪いことではないし、そのままの気持ちでいていいと思うのですが、「悲しい」というだけにしたくないという想いもあります。ryuchellとのすごく楽しかった話とか、面白かった思い出に蓋をするのではなく、話すことのできる自分でいたいなと思っています。 だから、毎日のように息子とryuchellの話をしています。それは、「いなくなって寂しいね」ということではなく、「こんなことしていたよね」という話をよくしています。そういう自分でありたいな、そういう家族でありたいなってすごく思っています。
■母の存在と、友人たちの現実的な助けに救われた ── お子さんを支えるpecoさんにも支えは必要だと思っています。振り返って、支えになってくれていると感じる存在や時間などはありますか? pecoさん:一番は母の存在です。やらなきゃいけないことっていっぱいあるじゃないですか。そういうことを全部やってくれて、私が息子とちゃんと向き合うことだけに集中できるように、目の前のやるべきことをすべてやってくれました。そんな母の存在に本当に救われたし、今でもめちゃくちゃ助けられています。
── 子どもと向き合う時間が後回しになってしまう場合もあると思います。懐の深いお母さまですね。 pecoさん:ありがとうございます。母だけじゃなくて、ryuchellのことを知った方たちから数えきれないほどのメッセージをいただいて、本当にありがたかったです。 身近な友達や知人たちからもLINEなどにたくさんメッセージが届いたのですが、そのときハッとしたのが、現実的な手助けの申し出がすごく多かったことでした。