紅白 27年ぶり出場の南こうせつ「宝くじに当たったよう」 32年ぶりのイルカとコラボステージ
大みそかの「第75回NHK紅白歌合戦」(後7・20)のリハーサル2日目が29日、東京・渋谷のNHKホールで行われている。 27年ぶり6度目の出場で「神田川」を歌う南こうせつ(75)、32年ぶり2度目の出場で「なごり雪」を披露するイルカ(74)が一緒に取材対応。写真撮影では南が「M-1グランプリ」とおどけると、イルカが「準決勝」と呼応。軽妙なやりとりでわかせた。 南は「50年以上歌ってるんです。2人とも。昔の歌を歌うのはあり得ない。宝くじに当たったようなイメージ。うれしいです」と感激。イルカは母校の同窓会から花が届いたといい、「紅白の威力。日々いろんな所へ行っても全然知らない人に声を掛けられた。国民的行事で大切な行事、風土記。お茶の間に少しでも愛を届けられたらと思っています」と話した。 イルカは大みそかは毎年、紅白を見ながら、お煮しめ作りで忙しいというが、「大みそかにできないので、今日仕込みをしてきました」。南は「時代とともに新しいアーティストが登場して新しい歌が出てきて、いろんな若い皆さんとこうやって20組の中に選ばれた。最年長になるんですけど、若いアーティストの邪魔をしないと肝に銘じて静かに歌います」と話した。 紅白のステージは一緒に立ち、南は「お互いの歌を演奏してコーラスしながら」。イルカは「漫才をしながら」と笑った。