GWの予定に!建築・アート好きは見逃せない展覧会まとめ。京都で村上隆、東京ではマティス展も【2024年4月】
アートやデザインを眺める時間が人生を豊かにしてくれます。ゴールデンウィークの計画にも入れたい、建築やインテリア、アート好きなら見ておきたい展覧会情報をまとめました。暖かくなりお出かけ気分も上がる桜の季節は、美術館やギャラリーを週末のおでかけや旅行の目的地にするのもおすすめです。 【写真集】お出掛けにおすすめ!開催中の必見の展覧会。アートはもちろん家具やデザイン展も
【5/27(日)まで】「マティス 自由なフォルム」
本展は、マティスが愛した「切り紙絵」の手法をメインに紹介するもの。初期から晩年の作品まで150作品以上が展示され、マティスの芸術表現の軌跡をたどることができます。 初来日となる晩年の代表作《花と果実》や、ヴァンスのロザリオ礼拝堂の内部空間の再現インスタレーション、豊富なオリジナルグッズなど、今年最も注目度が高い展覧会の1つです。
【5/31(金)まで】展覧会「エコロジー:循環をめぐるダイアローグ」ダイアローグ2 「つかの間の停泊者」
個展とグループ展の2つのダイアローグ構成にて展開され、ニコラ・フロック、 ケイト・ニュービー、保良 雄(やすら たけし)、ラファエル・ザルカの4人のアーティストの作品が並びます。 ダイアローグ1「新たな生」展は、崔 在銀(チェ・ジェウン)による個展形式で2024年1月28日まで行われていました。 ダイアローグ1に続き行われる本展では、4人のアーティストを取り上げ、自然と人間のエネルギーの循環をアートを通して考えます。
【4/16~6/30(日)まで】「熊谷守一美術館39周年展 守一、旅を描く。」
鮮やかな色彩とはっきりした輪郭線を特徴とする日本の洋画家、熊谷守一(1880-1977)さん。 彼が亡くなるまで45年間暮らした家(アトリエと庭)の跡地に建てられた熊谷守一美術館の所蔵作品約80点に加え、熊谷さんの故郷である岐阜県中津川市付知町の「熊谷守一つけち記念館」から特別に貸し出された油彩作品19点と関連資料1点を含むおよそ100点を展示。 長い画業のなかで、熊谷さんの創作の源泉となり続けた「旅」をテーマに作品を紹介します。
【8/12(月)まで】21_21 DESIGN SIGHT 企画展「未来のかけら: 科学とデザインの実験室」
幅広い工業製品のデザインや、先端技術を具現化するプロトタイプの研究を行うデザインエンジニアの山中俊治さんを展覧会ディレクターに迎えた本展。最先端技術や研究における先駆的な眼差しとデザインが出合うことで芽生えた、未来のかけらたちを紹介します。 会場には、山中さんが大学の研究室でさまざまな人々と協働し生み出してきたプロトタイプやロボット、その原点である山中さんのスケッチを紹介。専門領域が異なる7組のデザイナー・クリエイターと科学者・技術者のコラボレーションによる多彩な作品が並びます。
【9/1(日)まで】京都市美術館開館90周年記念「村上隆 もののけ 京都」
現代美術の最前線で活躍し、日本を代表するアーティストの一人である村上隆さん。本展は、主に海外を中⼼に活動してきた彼とって、国内で約8年ぶり、東京以外で初めての⼤規模個展です。江⼾時代に京都を中⼼に活躍した絵師たちの代表作を独⾃に解釈・引⽤し、再構築した新作をはじめ、代表的なシリーズや国内初公開となる作品など、新作となる約170点で構成されます。 ⼗三代⽬市川團⼗郎⽩猿襲名披露興⾏で話題となった祝幕の原画や、「ルイ・ヴィトン」とコラボレーションした⾼さ約13mを超える巨⼤彫刻作品《お花の親⼦》が京都市京セラ美術館の⽇本庭園に出現するなど、話題の作品にも注目したい展覧会となっています。