<BE:FIRST・MANATO>熱いNBA愛を語る 福岡県出身で同い年のグリズリーズ・河村勇輝選手に連絡 「同志のようなものを感じる」
ーーレイカーズで活躍する八村選手に期待することをお聞かせください。
すごく勝負強い選手だと思っています。昨シーズンはインシーズン・トーナメント(今季からNBAカップに名称変更)やプレーオフでも活躍していました。ファンというバイアスを抜きにしてレイカーズのキーマンになれる存在だと思っています。レイカーズにはレブロンやディアンジェロ・ラッセルなどゲームをクリエイトできる選手がそろっているので、それらの選手から捌かれたパスでスリーポイントをいかに決められるかが重要だと思っています。アウトサイドからのシュートはレイカーズのオプションとして計算できると思うので、そのあたりは期待したいです。
ーー同い年の河村勇輝選手がNBAを目指して奮闘しています。河村選手の挑戦についてはどのような気持ちでご覧になっていますか。
うれしいですよね。2way契約締結前の段階からも、海外に挑戦するという部分でもうれしいと感じていました。そして2way契約の締結が発表されたとき、日本だと遅い時間(20日早朝)でしたが、奇跡的に起きていて、ニュースが飛び込んできた時はとても驚きました。喜びを全世界の人と一緒に感じられたのはすごくうれしかったです。同じ日本で、同じ福岡県出身で、しかも同世代で、グローバルに頑張っている人からは、河村君はバスケットボールだけど、スポーツとか職業関係なく、すごく刺激をもらえる部分があります。河村君の英語でのインタビュー動画も見ていますが、チームに早く順応しようとしたり、英語を少しでも早く学ぼうとしたりする姿勢にも刺激を受けます。そのような姿勢があるからこそ、チームのみんなにも愛されているのではないかなと思います。
ーー河村選手とは連絡を取り合いますか?
グリズリーズのプレシーズンで初出場した時に、初めてこちらから連絡をさせていただきました。「試合見たよ。毎ゲーム楽しみにしているね」と連絡したら、忙しいのにもかかわらず、「ありがとうね。頑張るよ」とし返信してくれました。(パリ五輪前の)日本代表と韓国代表戦を現地で取材させてもらった際にも、会うことができ、「がんばれ!」と激励しました。同じ年齢で、世界で戦うという意味ではすごく良いパッションや同志のようなものを感じられていると思います。これからも一ファンとしても一同級生としても応援したいと思います。