来夏フリーで人気銘柄のJ・デイヴィッド、ミラン獲得の鍵はフォンセカ監督か
リールに所属するカナダ代表FWジョナサン・デイヴィッドは、来夏フリーエージェントとなり争奪戦が予想されるが、ミランも獲得に興味を示しているという。 【動画|2023-24シーズンプレー集!】昨季19ゴールのJ・デイヴィッドのプレーを振り返る J・デイヴィッドを2020年夏にベルギーのヘントからリールに移籍して以来、公式戦196試合に出場し、92ゴール20アシストを記録している。J・デイヴィッドはリールでの契約最終シーズンを迎えており、今シーズン終了後には契約満了となる。 契約延長がなければ、2025年1月以降は他クラブとの交渉を行うことができ、現在はユヴェントスやバルセロナに加え、プレミアリーグのクラブもJ・デイヴィッド獲得に関心を寄せているようだが、再びミランも興味を示しているようだ。 イタリア『Gazzeta dello Sport』は、「パウロ・フォンセカ監督の存在が、J・デイヴィッドとの交渉を有利に働かせるだろう」と報道。フォンセカ監督はミランの監督に就任する前の2シーズンでリールの指揮を執っており、J・デイヴィッドはその両方シーズンで26ゴールを挙げる活躍を見せていることから、フォンセカ監督の存在が鍵になると見立てている。またミランは、J・デイヴィッドが高年俸を要求すると認識をしているようだが、フリートランスファーで獲得できる点を魅力に感じているという。 そして移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏も、J・デイヴィッドの今後の去就について言及し、次のように語っている。 「これは10月から1月に動く話ではなく、シーズン後半の話題となるだろう。彼(J・デイヴィッド)は金銭面だけでなく、クラブのプロジェクトや監督など、いくつかのことを考慮し、すぐには決断しないだろう」 「もちろん彼は、イングランドやイタリア、スペインのクラブなど、複数のチームと交渉している。J・デイヴィッドは2025年夏の市場で見出しとなり得る選手の1人だ。彼はさまざまな選択肢を検討するだろうが、間違いなくフリーエージェントとしてリールを去るだろうと予想する」
SPOTV NEWS