正月を待つ縁起物 栃木でおせち作り最盛期 具材は53種類、色鮮やかに箱詰め
栃木県小山市粟宮の「ベルフーズサービス」小山キッチンで、正月のおせち作りが最盛期を迎えている。 【動画】色鮮やかに重箱へ詰められたおせち 同社は冠婚葬祭の料理製造販売などを手がける。おせちは今月下旬までに約6万3千セットを作り、出来たてをマイナス15度に急速冷凍している。 17日は従業員約30人が3段重の和洋おせち約300セットを製造。だて巻きやかまぼこ、数の子、サーモン、ローストビーフなど53種類の色鮮やかな具材を丁寧に重箱へ詰め込んだ。おせちは百貨店などを通して順次、各家庭へ届けられる。 同社営業部の若山純平(わかやまじゅんぺい)さん(50)は「おせちは年の初めに食べる縁起物。重箱を開けた瞬間から華やかな気持ちになってもらいたい」と話した。