五輪金のホイさん、余命2~4年 末期の前立腺がんで―自転車
自転車トラックの元英国代表で、五輪で金メダル6個を獲得したクリス・ホイさん(48)が、末期の転移性前立腺がんで余命2年から4年であることが20日、分かった。 【写真特集】パリオリンピック 日本人メダリスト ロイター通信によると、英紙タイムズの独占インタビューで公表。「私たちは皆生まれ、死ぬ。これはその過程の一部にすぎない」と語り、「ほとんどの時間を前向きに過ごし、幸せを感じている。人生を大切にし、喜びを見いだすことは、五輪よりも、何よりも大事なことだ」と述べた。 ホイさんは2004年アテネ大会から12年ロンドン大会まで、五輪3大会連続で金メダルに輝いた。13年に現役引退を表明。今年2月、がんと診断されたことを明かしていた。