「見えている世界が自分たちと結構違う」認知症を疑似体験するVR体験会 朝日新聞社VR使用 静岡・熱海市
朝日新聞社VRを使って認知症の人が見ている世界を疑似体験できる講座が静岡県熱海市で開かれました。 20日に3回開かれた認知症VR体験会には、およそ50人が参加しました。 VRゴーグルをつけると、白と黒の格子状の床が波打つように見えたり、階段の距離感がつかめなかったりという体験できます。 参加者は首を動かしたり、立ち上がったりしながら、認知症の世界を体感していました。 参加女性(40代): 「見えている世界が自分たちと結構違うんだなと」 参加女性(80代): 「安心しました。少し自分も認知症じゃないかなと感じていたけど」 講座では当事者の体験や思いを語る動画も流れ、参加者は認知症への理解を深めていました。