クラウドの使用料名目に30万円を搾取 携帯会社かたり女性が被害に 沖縄署
沖縄署は18日、携帯会社の職員をかたる男がクラウドサービスの使用料の支払いを名目に、本島中部の看護師の40代女性をATMに誘導して指示通りに操作させ、約30万円をだまし取る特殊詐欺(架空料金請求詐欺)が発生したと発表した。発生日は17日。 「車両買い取りたい…」販売店3社から計1115万円相当、車3台だまし取る
署によると、男は被害女性の携帯電話に連絡し、「使用料を払わなければ裁判になる」とうそをついて女性を信じさせた。女性は本島中部の商業施設のATMで、男の指示通りに現金を振り込んだ。 男は振り込みが完了したことを確認すると、女性に対して、「内閣政府に勤務する者から連絡がある」と対応を求めた。実際にその後、「内閣政府勤務」を名乗る別の男から電話があり、20万円の振り込みを求められたため、不審に思った女性が署に相談した。 署は「不審な点があればひとりで判断せず、家族や友人、警察に相談して」と呼びかけている。
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