イングランド代表MFライス、第二の故郷への敬意を強調「悪いことは何も言えない」
イングランド代表MFデクラン・ライス(アーセナル)が、アイルランド代表戦でゴールセレブレーションをしなかった理由について言及しました。7日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。 【ハイライト動画】アイルランド代表vsイングランド代表 UEFAネーションズリーグ(UNL)のリーグB・グループ2第1節が7日に行われ、イングランド代表はアイルランド代表と対戦。11分にライスのゴールで先制すると、26分にはライスのパスからジャック・グリーリッシュが追加点を奪い、2-0で勝利を収めた。 この試合にフル出場し、勝利に大きく貢献を果たしたライスだが、かつてU-16時代から各年代のアイルランド代表でプレーをしていた経歴を持っており、2018年にはフル代表デビューを果たして3試合に出場していたなか、その後にイングランド代表に鞍替えをした経緯から、敵地での同試合では終始ブーイングの対象となっていた。 試合後、ライスは「セレブレーションをしていたら、本当に失礼なことだったと思う」と語りながら、先制点を挙げた直後にセレブレーションをしなかった理由について次のように明かした。 「僕の祖母と祖父、父方の家族は皆アイルランド人で、亡くなってしまっている。彼らはもうここにはいないけど、正直に言うとそんなことはしたくなかった」 「アイルランド代表としてプレーして本当に素晴らしい時間を過ごした。ファーストチーム、U-19、U-21でもね。素晴らしい思い出が今も残っている。だから、正直言って悪いことは何も言えない。彼らの幸運を祈っているよ」
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