『グラディエーターII』ハリウッドに先駆け11月15日公開へ 肉弾戦を捉えたティザー予告も
リドリー・スコット監督作『グラディエーターII』がハリウッドに先駆け11月15日に日本公開されることが決定し、あわせてティザー予告が公開された。 【写真】『グラディエーターII』場面カット(多数あり) 本作は、ラッセル・クロウ、ホアキン・フェニックス、リチャード・ハリスらが共演し、第73回アカデミー賞で作品賞、主演男優賞(ラッセル・クロウ)を含む5部門受賞(12部門ノミネート)を果たした『グラディエーター』の24年ぶりの正統続編。 前作に続きスコットが監督を務め、主演には『aftersun/アフターサン』で第95回アカデミー賞主演男優賞にノミネートされたポール・メスカルが抜擢された。そのほか、デンゼル・ワシントン、ペドロ・パスカル、1作目でコモドゥス皇帝(ホアキン・フェニックス)の姉・ルッシラ役を演じ本作でも同役で続投となるコニー・ニールセン、さらにジョセフ・クイン、フレッド・ヘッキンジャーらがキャストに名を連ねた。 ティザー予告は、メスカル演じるルシアスが、前作でクロウが演じたマキシマスが使っていた闘技用の剣を見上げるシーンから始まる。映像には、ルシアスが幼少の記憶を辿るように、前作の様々なシーンが織り交ぜられている。そんな中、ルシアスに「私に従え」と囁くのは、ワシントン演じる謎の男。彼によって、ルシアスはローマ帝国最高峰の地である“コロセウム”へと導かれる。 本映像には今作に登場する様々なキャラクターたちが描かれている。大勢の民が飢えているローマ帝国の現状を憂う将軍(ペドロ・パスカル)、その状況を全く意に介さない兄弟皇帝(ジョセフ・クイン&フレッド・ヘッキンジャー)、前作にも登場した元皇帝の姉・ルッシラ(コニー・ニールセン)。そして『グラディエーター』ならではの血沸き肉躍る決闘シーンも。相手を打ち負かし、勝ち抜いていくことこそ生きる術であり正義である剣闘士“グラディエーター”たちの決死の肉弾戦は今回も健在。グラディエーター同士に留まらず、猛獣との闘いでも身体を張ったバトルが繰り広げられ、コロセウムは阿鼻叫喚の渦に巻き込まれていく。 ルッシラからマキシマスの指輪を託されたルシアスは渦巻く陰謀と抗えぬ運命に翻弄されながら、グラディエーターとして激しい闘いに身を投じていく。果たしてルシアスはコロセウムでの闘いを生き抜くことができるのか。そして権力に屈さず、復讐を果たすことができるのか。
リアルサウンド編集部