購入後は植え替える?水やりは?インドアグリーンの管理のポイント
インドアグリーンは通年出回るので楽しみたいと思ったときに始められます。特に4月からは出回る種類も多く、暖かくなるのでビギナーでも始めやすい時期です。 『趣味の園芸』4月号では、「この春から園芸を始めたばかり」「一年中室内で植物を育てたい」そんなみなさんに、園芸研究家の小笠原悠さんがやさしくアドバイスします。インドアグリーンとはどんな植物か、置き場やおすすめなど、育てる前に知っておきたい基本をチェックしておきましょう。 インドアグリーンを育てるときに、気をつけたい管理について、4月号から一部抜粋して紹介。
購入後はそのまま?
鉢底穴から根が出ていたら一~二回り大きい鉢に植え替えます。用土は観葉植物用培養土を使いましょう。根が出ていなければ植え替えは1~2年後でOKです。
水やりは1日1回?
毎朝定期的に与えるのではなく、鉢土の表面が乾いてからに。種類、置き場、鉢の大きさ、季節によって乾き具合は異なります。水は鉢底から流れ出るまでたっぷり与えてください。
慣れないうちは水やりのタイミングが色変化でわかるスティック状の水分計を使っても。写真は青から白に色が変わり、水のやりどきがわかるタイプ。
葉に霧吹きって?
葉に霧吹きなどで水をかけることを「葉水(はみず)」といいます。葉についたほこりを落とし、乾きやすい葉に潤いを与えます。毎日でもOK。朝のあいさつ代わりにどうぞ。 小笠原 悠(おがさわら・ゆう) 園芸研究家 祖父(左衛門尉亮軒氏)、父(誓氏)とともに名古屋市で園芸店を経営。主に観葉植物の仕入れと販売に携わる。育てる環境やインテリアに合わせてアドバイスすることが多いそう。アンスリウムが好きでさまざまな品種を育てている。今、気に入っているのは 'リリー'。 ●『趣味の園芸』2024年4月号 「実践!室内で始める園芸 インドアグリーンのきほん」 より